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乱立する街のiPhone(アイフォン)修理店の見分け方についての考察 〜Part1〜

2019/09/11

街のiPhone(アイフォン)スマホ修理店を最近見かけませんか?

ショッピングモール

商店街

雑居ビルの一室

などなど様々なシーンで見かけると思いますが良し悪しの見分け方って正直言って不明で違いが分りませんよね?

今回の記事では修理歴4年の筆者の考察を記事にして行こうと思います。

まず見分け方の前にiPhone(アイフォン)修理業界の歴史についてちょっと触れて行こうかと思います。

 

iPhone修理屋が簡単に始めれる・副業でできる時代は終わった

数年前までは確かに簡単に始められる事業でよく経営者などは「参入障壁が低い」などよく聞いたワードです。

数年前までは小さいスペースがあって一人で始められiPhone(アイフォン)の種類が少ない時は在庫も抱えなくていいというビジネスモデルが受け個人で始める方がほとんどだったと思います。

 

ホリエモンも提唱している儲かるビジネス四原則に

当ては余っている

 

●小資本である。

雑居ビルの小さな物件で始めらるのと初期費用の工具も安いので小資本で始められます。

おそらく100万あれば余裕で開業はできました。

 

●在庫が少ないorない

これも先述したとおりiPhone(アイフォン)のシリーズが少ない時は在庫をストックする量はそんなにありませんでした。

 

●利益率が高い

これはiPhone(アイフォン)修理業界というより基本リペア産業は利益率が高いと言われております。

おそらく技術料という観点かと思いますが簡単に始められる時は利益率が高くてもお客様は来てくれました。

 

●毎月の定期収入が見込める

ちょっと当てはまるか微妙ですがある程度いい立地になれば日本のiPhone(アイフォン)シェア率が7割弱くらいの時は本体交換より安く早く直せる街の修理屋がニーズがあり一定数の定期収入が見込めると言っても過言ではなかったと思います。

 

このように四原則に当てはまるビジネスモデルがかつてのiPhone(アイフォン)修理業界にはありました。

 

そんな青天井やブルーオーシャンだったiPhone(アイフォン)修理業界はもはや個人的な観点で行くとレッドオーシャンと言えるでしょう。

そのレッドオーシャンの理由を書いていきます。

 

iPhone修理業界は儲かる四原則ではなくなった。

●小資本で始められる

この欄についてはまだまだ小資本で始められる範囲内かとおもいますが年々競争が激化しているので勝ち残るためにはよりいい立地条件で始めないと厳しいです。またショッピングモールなどのSCなども条件によっては小資本と呼べるか怪しい範囲になります。

だんだん小資本で始められる事業ではなくなって来た印象はあります。

もちろん小資本で始められますが長続きするとは思えません。

 

●在庫が少ないorない

毎年発表されるiPhone(アイフォン)ですが年々その修理を対応していかないといけません。

古い機種はだんだん使用している人が少なくなって来ているのでその前の機種のみの対応だと

ビジネスとして当然成り立ちません。

新しいiPhone(アイフォン)を修理導入するとなると機種によりきりですがだいたい

画面×2 色:白黒

バッテリー

ホームボタン×3 色:白黒やピンクなど

スピーカー×2  

ボタン系×2

カメラ×2

充電口パーツ×3  色:白黒やピンクなど

パーツ合計:13パーツ

 

どうでしょうか?

ざっくりですが主要パーツはここら辺になります。

もちろん欠品や不良在庫の発生に伴いちゃんと準備するのであれば各パーツ最低でも2個は必要になります。

最低でも1機種26パーツが必要です。

 

2019年現在の日本で発売していたiPhone(アイフォン)は

iPhone3G←ここはノーカンでいいと思いますが。。。

iPhone4←ここもノーカンでいいかと思いますがあってもいいかと。

iPhone4s←ここもノーカンでいいかと思いますがあってもいいかと。

iPhone5

iPhone5s

iPhone5c

iPhoneSE

iPhone6

iPhone6 Plus

iPhone6s

iPhone6s Plus

iPhone7

iPhone7 Plus

iPhone8 

iPhone8 Plus

iPhoneX

iPhoneXR

iPhoneXs

iPHoneXs Max

となっております

iPhone3G~iPhone4sまでをノーカンにすると。

16機種の対応が必要です。

単純計算

16機種×23パーツ(最低在庫)=368個

となります。

 

基本安いパーツで数百円から1万円近くかかります。

 

そして今年の新型iPhone(アイフォン)が発表は3機種は発表されたので

23×3=39パーツが増えることになります。

 

どこまで対応するかは経営判断になるかと思いますが

もはや在庫が少ないとは言えない状況であるのかなと思います。

 

●利益率が高い

こちらはiPhone(アイフォン)修理店の増加に伴い業界全体が価格競争に巻き込まれているのが現状です。

さらにはスマホ修理店の比較サイトの出現によりさらに競争が激化して

単純に利益率が高いと言える状況ではなくなってきているのが現実です。

 

●毎月の定期収入が見込める

こちらも毎月定期収入が見込めることは間違い無いのですがその母数は競合店の出現に伴いしっかりと差別化していかないといけません。

こちらは企業努力しているところは一定数収入が見込めますがただお店を開いて待っているだけだと難しいのが現状です。

 

ここまで書くとネガティブなことしか記載はありませんが、

修理を求めているユーザー側はむしろメリットの方が多いです。

 

質の悪いスマホ修理店が淘汰され潰れていった。

先述した通りどこも競争が激しいので、ただきた人を修理して入れば成り立つビジネスモデルの時代は終わりました。

修理をしているとお客様より他の修理店の悪評などを聞くことも少なく無いです。

だいたいそういった店舗は気づいたら閉業していったということが多々あります。

 

現状は質の悪い修理店が淘汰されていっているのでユーザーとしては安心できる業界になってきたのかなと思います。

次の記事ではまだまだiPhone(アイフォン)修理店の見分け方がありますのでしっかりと本題について触れようかと思います。

 

次の記事

乱立する街のiPhone(アイフォン)修理店の見分け方についての考察 〜Part2〜

 

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