【iPhone11】画面両端に線が入ってしまい操作ができなくなってしまったiPhoneの画面交換修理を行いました!【液晶交換】
2021/10/11
修理情報
機種:iPhone 11
故障箇所:液晶画面およびタッチパネル
故障原因;水没により
作業時間:約3時間
今回は通常の交換修理とは少々、異なる状態でした。
基本的には落下によるダメージを受けてしまい交換修理になるケースが多いのですが、今回は水没によるダメージでした。
外でiPhone11を使用したあと、自宅に手洗い場の蛇口にて洗浄を行なった所、画面に線が入ってしまい操作ができない箇所が出てきてしまったり、液晶画面の映像が乱れてしまうという状態でした。
人によってはなぜ?と思われるかもしれませんが実はApple公式サイトには「液体をこぼしてしまったら、その部分を水道水ですすいでから、iPhoneを吹いて乾かしてください」とありますので実は公式でも水道水ですすぐ、というのは案内されている方法でもあります。
ですので、きちんと洗浄について案内されている方法なので手順としては正しいものになります。
ではなぜこのような事態になったのか、ということですがまずはiPhone11には防沫、耐水、防塵と機能があり水道水程度ではどうともならない程度の防御力自体は確かに持っています。
しかし、精密機械はその全てが消耗品で構成されているため、耐水機能も劣化、もしくは機能しないケースもあります。
例えばバッテリーが膨張してしまい画面を押し上げ、水が入りにくい状況であったり、度重なる落下でフレームに変形が見られ同じように水が入りやすい状況であれば流入してしまう可能性は否定できません。
iPhone11に関してはすでに発売から2年経過しているため、そういったケースに陥っている可能性も気づいていないだけであり得るとは思います。
ですので、お飲み物、お茶やジュースなどなどこぼしてしまった時には念の為にウェットティッシュで拭き取るくらいで良いとは思います。
水道水ですすぐのはちょっとおすすめしづらい所ではあります。
作業時間を通常よりも長めにいただき、修理を行いました。
内部に関してですが、大々的に濡れているということはなかったのですが本体右から水が流入したようで、水滴は確かについている状態でした。
ちょうど、コネクタなどの密集地帯であるため、運悪く画面に症状が現れてしまった可能性が高いです。
できうる限りの水を排除し、コネクタ周りを洗浄し画面交換を行いました。
表示と動作自体は回復し、使用可能状態となりました。
しかし濡れてしまったiPhoneはどこでどのようなダメージを受けているかが判断できず、場合によってはまた異常を起こす可能性も否めません。
修理前に水没、濡れてしまっている可能性があるiPhoneについては詳しく説明しているため、その上でご判断ください!
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