最大容量「99%」でも交換の必要があるかもしれません。最近、症状でていませんか?
2022/01/24
・最大容量が絶対というだけではありません
iPhoneの最大容量システムは非常に便利であり、数字で劣化具合がわかるよいシステムです。
Appleとしてもこの目安を基準に様々な案内を行っており、バッテリーの補償サービス適用ラインがこの最大容量の80%になっております。
しかし、時折、この優れたシステムが謎の現象を引き起こすことがあります。
・実際の写真を見てみましょう
こちらは先日、当店にお持ち込みいただきましたiPhone6sのお写真になります。
最大容量が99%と確かに表記されております。
新品時には100%から始まり数字が減っていく仕組みになります。
そのため99%では全く問題がない状態です。
ですがご依頼された内容はバッテリー交換でした。
既に3年ほど使用しており、一度もバッテリー交換を行ったことがなくとにかく持続時間が短い、ということでした。
3年使用して劣化が1%ではさすがにおかしい状態です。
低確率ではありますがこのように最大容量のシステム自体がうまく機能しないことがあるようです。
そのため、基本的に信頼できるシステムではありますが、使用年数を考えて明らかに減りがおかしい、という時は交換の検討がでてくるかもしれません。
数字の表示自体を正常にする方法はネット上ではいくつか言われているものがあります。
例えば一例ですが、完全放電後に100%までしっかりと充電する方法です。
手順としてはシンプルなもので
1 バッテリーが0%になるまで使い切る
2 半日程時間をあける
3 その後、100%になるまでケーブルを抜かずに充電する
いわゆるバッテリーリフレッシュという方法になりますが、本当に劣化が進んでしまったバッテリーは電源が落ちてしまうとたまにつかない時があるので、やる時は自己責任で行ってください。
・まとめ
使用年数と最大容量を比べて劣化を判断しましょう。
基本的に最大容量の表記がおかしい時は、とても劣化している時が多いのですぐに交換を検討しても良いラインかもしれません。