ついにながら充電の悪影響が明らかに!できるだけ控えようながら充電!
2021/04/06
スマホバッテリー劣化研究プロジェクト
スマホバッテリー劣化研究プロジェクトとは、携帯市場と電気通信大学(通称電大)が
共同で行うプロジェクトだ。
今回のプロジェクトの調査はiPhoneユーザー1800人へのバッテリーの劣化具合、その傾向などが
調査されたようだ。
実際に、よくバッテリーの劣化の進行を早める行為になると言われるのが充電ケーブルに刺しっぱなしであったり、充電したまま動画の視聴やゲームなどを行う、今回で言うところのながら充電と呼ばれる行為だ。
昨今、スマートフォンは日常生活や仕事の場において必須とも言える環境なので科学的に根拠のあるデータを事前に蓄えておくことでスマートフォンを長く使えるようにしていきたいところだ。
結果から言うとながら充電はダメ
今回の調査によるとやはりながら充電はバッテリーの劣化をすすめてしまうようだ。
ながら充電でゲームや動画を見ている方には経験があると思うが、その時iPhoneが熱くなっているということがあったと思う。
これはながら充電によりiPhone内部の温度がながら充電を行っていないiPhoneと比較するとおよそ9度ほど高い状態にある。
通常の充電あれば平時の約1度の上昇に比べるとのその差は歴然。
リチウムイオン電池はその特性上、高温環境では劣化が早まってしまう。
ながら充電はその高温状態をキープし続けてしまうために劣化進行が早まる、という仕組みだ。
iPhoneはどうしても、安いとは言い難い機種になりつつある。
そういった店からも出来るだけ長く使うためにもながら充電は控えるようにしよう。
特に下取りなどで買い取ってもらおうとするとこのバッテリーの劣化具合は査定に大きく響くことを忘れてはいけない。
劣化への対処方法
ながら充電はもちろんやめていただくとして他に簡単にできる方法を簡単に説明していこう。
・まずは診断アプリ
自分がどれだけどの場面でどの程度のバッテリーを使用しているのかが分かれば大きな助けになる。
例えば、ゲームや動画でどれだけの電力を消費したのかが診断アプリで分かれば意識的に抑えることができる。
充電回数を減らす効果も期待できるのでオススメの方法だ。
・充電のペースをしっかりと
いわゆる過放電、過充電はバッテリーの劣化を早めてしまう。
充電は100パーセントのままでケーブルを刺しておくのは推奨しにくい。
昨今では、過充電を防ぐための機能も備え付けられているがそれでも公式からやっても大丈夫と言うアナウンスがあるまでは控えたほうがいいだろう。
過放電も同時に危険だ。
残量ゼロまで使い切って充電はバッテリーの寿命を縮めてしまう。
特にもともと弱っているバッテリーだとこの過放電をしてしまい電源が入らなくなる、と言うケースがあるので要注意だ。
バッテリーの劣化はかなり深刻な問題だ。
単純に充電がすぐ減る、と言うのも問題なのだが時折、劣化することで膨張するバッテリーもある。
そうなると他のパーツを痛めてしまうケースもあるし、実際に膨らむことで画面が浮いて変な癖がついてしまうiPhoneも見てきた。
バッテリーの劣化にはできるだけ科学的な明らかな情報を入手し安心安全に長く疲れるように心がけよう。